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明日
「少し未来のある出来事」というお題に対して、私たちは「日常は変化しているけれど、大切なものや気持ちは変わらない」という答えを出しました。
プロジェクションとクロマキー合成
テーマが決定した段階から演出方法を何度も話し合った後、人生と季節の2つの流れの軸を同じ空間で同時に見せることになりました。そこで効果的な演出をするべく、プロジェクション及びクロマキー合成を選択しました。
モチーフ
人生のモチーフとして『大切なもの』を集めました。
ものの背景には人それぞれに異なる思い出が詰まっています。懐かしさなどの様々な感情を抱いていただくために、配置はあえて分散させました。
また、季節のモチーフはまず四季それぞれの定番アイテムを集めるところから始まりました。そして試行錯誤の結果、季節の映像を背景に流すことにしました。
撮影では、背景としてスクリーンに投影した映像が人物と重なってしまったり、クロマキー合成に干渉してしまったりと、困難ではありましたが、素材や照明を工夫することで最大限の演出を目指しました。
メッセージ
日常は変わらないようでいて、少しずつ変わっています。誰しもが四季を繰り返し、年老いていきます。
しかしその流れの中には、その人の癖や習慣、意思、大切なもの、などいつまでも変わらず在り続けるものがあるはずです。その「もの」を私たちには定義することはできませんが、この作品を見た人に自分の大切なもの、あるいは今後大切にしていきたいものについて考えるきっかけになれば幸いです。
出演
時任泰地・中島雄大・岡部将大・河崎勇人・尾口桜里
脚本・監督・WEB
平郡珠希
編集
相馬妙紀
プロデューサー・ライター
大西瑛理香
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